さて、就学前、4年生の春と通級の見学に行ったものの、その活動内容がふう太に適しているとは思えず、入室を見送ったわが家。
ふう太もぽよちゃんも、発達面(主にコミュニケーション面)でのサポートは、放課後等デイサービスや療育センターを頼ることにして過ごしていました。
通級の代わりに放課後等デイサービスに通う!
ふう太は小1からさっそく放課後等デイサービス(以下放課後デイ)に通い始めました。
放課後デイでは、クイズ大会でも工作やゲームをするのでも、「人の話を聞く時のルールの習得」を目指した活動になっていたり、「相手の気持ちを想像する」という目的があったりしました。
ここでも基本グループ活動なので、ふう太のためだけにプログラムされた活動ではありませんが、教室自体が主にコミュニケーション能力を育てることを目的としているので、ふう太には合っているようでした。
ふう太も楽しんで通っていましたし、年に数回ある保護者面談では、先生から専門的なアドバイスをもらえて、私も助かっていました。
しかし!困った問題が浮上します💦
先生の入れ替わり激しすぎ問題
通い始めて1~2年すると、先生達の入れ替わりの激しさが目立つようになってきました😅
ふう太が教室に入った年にいた先生は3人。
いつ行っても同じ先生がいて、ふう太の特性を理解したうえで成長を見守ってくれるのがありがたかったです。
でも、1人辞め、新しい先生が入り、また一人辞めまた別の先生が入り…
そのうち最初にいた3人の先生は誰もいなくなりました。
入れ替わりが激しいだけでなく、在籍している先生の数自体がどんどん増えていき、最終的には10人程に。
毎日10人全員の先生がいるのではなく、実際教室にいるのは3人くらい。
ローテーションで変わります。
そうなると、行く度に違う先生に見てもらうような状態でした。
毎日通う子にはどの先生も馴染むかもしれませんが、週1程度の利用だったふう太の場合は、毎回よく知らない先生に見てもらう感じ…
それに専門スキルや資格を持った先生があまりいなくなってしまいました。
先生たち、ふう太のことどのくらいわかってくれてるのかな?
以前の先生は専門知識が豊富で、少し立ち話をするだけでも有益な情報をくれたりしたものだけど、最近の先生はそういういう感じがないんだよな…💦
また、3年生頃までは楽しく通えていたのですが、高学年ではふう太自身が活動内容に物足りなさを感じるようになってしまった様でした。
というのも、そこの放課後デイでのグループ活動はその場にいる全員が同じ内容の活動をするスタイルでした。
年齢別ではないので、自分が成長してくるとどうしても内容が幼く感じられてしまうんですね😓
また、ふう太が高学年になってからは、学校の宿題がぐんと増えたので、デイの楽しさよりも平日の放課後に通うことの負担感が大きくなってしまいました。
そして三度めの通級見学へ
ふう太が5年生の3学期、担任の先生(4年の担任が持ち上がり☆)との面談の中で、こんな話になりました。
このところ放課後デイいまいちなんです💦
専門的な先生がいなくなっちゃったし、先生の入れ替わりも激しいし…
最近あまり行かなくなって、どうしようかな?と思ってて…
あ~そうなんですね!
そしたら、もう一度通級を検討されてみてはいかがですか?
通級ですか…
う~ん…そうですねぇ💦
どうしようかなぁ…💦
授業も出たいしなぁ…
放課後デイにはない通級のメリットはね、いつも過ごしている学校という場所で、いつもの友達との関わりを見てもらえることなんですよ。
ほう
通級担任とクラス担任と保護者の方、三者で記録ノートを通じて情報共有が密にできます。
ほうほう
クラスでこんなことがあった、お家でこんなことがあった、といった情報を元に、通級で『じゃぁ、そんなふう太君にあわせた課題をやってみますね』と、すぐに取り組んでもらえます。
レスポンスが早いです✨
それは魅力的ですな…
たしかに授業を抜けることになってしまいますが、実技科目や理科の実験などには出席できるように配慮して時間割を組みます。
勉強は授業を抜けてもお家でもできますし、つまづいていたら私もサポートします!
なるほど…
最近のふう太君は、友達との関わり方の良くないところに少しずつ気づけるようになってきました。
言動に気をつけて、みんなともっと仲良くできるようになりたいという気持ちが強くなってきています。
自分の課題を理解したうえで通級に入ることは、ふう太君が大きく成長できる素晴らしい機会になると思いますよ!
そっか!!
わかりました!!✨✨
そんなやりとりを経て、三度目の通級見学に臨むことになったのでした。
(次回へ続く)