黒柳徹子さんの大ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」の続編
『続 窓ぎわのトットちゃん』が、昨日刊行されました✨
『トットちゃん』は、私の大好きな本の一つです。
この本を知ったのは小学何年生だったでしょうか?
寝る前に母が読み聞かせてくれたのが、トットちゃんとの出会いでした。
黒柳さんは、幼少期自分の名前を『トットちゃん』だと勘違いしていたそうですが、
私ほげ子も自分の名前を上手く発音できずに『トット』と言っていた時期があり、
子どもながら勝手に親近感がわいていました😊
すこーし紹介します♪
『窓ぎわのトットちゃん』
トットちゃんとは黒柳徹子さんご自身のこと。
小学1年生のトットちゃんは、授業中机のふたを100ぺんくらいバタンバタン開け閉めしたり、窓の外を通るチンドン屋さんを呼び寄せたりと、落ち着きのない行動をくり返したあげく退学処分になってしまいます。
ママの選んだ転校先は、全児童50人ほどの「トモエ学園」。
トットちゃんはそこで、前校で問題児扱いされていた自分をまるごと受け入れてくれる、とても温かな校長先生と出会いました。
トモエ学園での日々を描いた、黒柳さんの自伝的物語です。
母に読んでもらったとき小学生だった私は、トットちゃんに自分自身を重ね、トットちゃんの天真爛漫さや、楽しそうなトモエ学園のあれこれに惹かれました。
そして、その後も何度も自分で読み返すお気に入りの1冊になりました。
「人の優しさが心地よい、温かくて楽しいお話」そんな印象の本でした。
ところが、自分が親になってから久しぶりに手に取ってみると、ただ楽しいだけではなく、かなり考えさせられる部分がたくさんありました。
前校では叱られてばかりいたトットちゃん。
なぜ廊下に立たされているかも理解できず、退学処分を受けたとは知らないまま転校したそうです。
ママがトットちゃんに本当の転校理由を言わなかったのは、自信をなくしてほしくなかったから。
その配慮のおかげで、トットちゃんはルンルンでトモエ学園の門をくぐることができました。
トモエ学園では素敵な先生や友達と一緒に、それはそれは幸せな日々を過ごした様で、
黒柳さんは『私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかった』とおっしゃっています。
ここに詳しく書くことは控えますが、校長先生の教育方針はというと…
子どもをまるごと受け入れる
安心させる
自信を持たせる
自主性を重んじる
個性を大切にする
好奇心を大切にする
他者を尊重する心を育てる
そんな感じでしょうか?
心の底から素晴らしいですねぇ!!
存在を全肯定してくれた校長先生の存在は、間違いなくトットちゃんの心の栄養になったことでしょう。
ふう太とぽよちゃんの通った幼稚園も、とても温かい先生たちだらけの楽しい幼稚園でした。
園長先生の経歴がなかなか面白く、元々は高校教師をされていた方だったのですが、
高校生と接していて
もっと若いうちからの教育に関わりたい!
若いうちに支えてあげられたら、こじれずに育ってこられたはずの子どもがたくさんいる!
と感じたそうで、中学教師に転職されました。
そして、中学生と関わる日々で
もう少し幼い小学生のうちから支えたい…!
と、小学校の先生になり、
そんな調子で
いちばん大切なのは幼児教育じゃぁ~!!
と、幼稚園を創立しちゃった方でした😄
高校生からどんどんさかのぼり、幼児教育に行き着いたのですね!
パワフルだなぁ~😊
いつもニコニコした優しいおじいちゃん先生でした。
ふう太もぽよちゃんも、幼稚園時代は先生の話が見事に右から左へ抜けていったり、
楽しいとはしゃぎすぎてルールを守れなかったり、
いじけて逃亡を図ったりと、
それはまあ手のかかる子どもでした。
後に副園長先生から『二人とも有名人でした~😊』と言われた程です。
でも、うちの子たちが毎日怒られてばかりいたかというと、決してそんなことはありませんでした。
叱られてしょんぼりすることはあっても、それ以上に可愛がっていただいて、
本人たちはゆるぎない安心感のなかで自信に満ち溢れ、いつでもいきいきと明るい顔をしていました。
トモエ学園とは雰囲気は違いましたが、先生がまるごと受け入れてくれたあの感じは、とてもよく似ています。
ふう太は3年間、ぽよちゃんは4年間幼稚園に通いました。
そのあいだ、毎日毎日心の栄養のシャワーをガンガン浴びせかけてもらったようなものだと思います。
おかげで二人とも幼稚園時代に『人を信頼する心』をしっかりと育むことができました。
(つづく)
こんにちは🌸
とても素敵な幼稚園ですね🩷続編楽しみにしています!
ぷくぷくさんコメントありがとうございます♪
励みになります!
いま続編書いてるところです⭐️そちらもぜひよろしくお願いいたします☺️