ショッキング心理士さん④

前回の続きです。

保健センターの子育て相談に行ってみるも、担当の心理士さんの心ない言葉や態度にグサグサとやられてしまい、意気消沈して帰路についたほげ子。

でもその同じ日に助産師さんの家庭訪問があり、ついさっき心理士さんに言われたことや子育ての悩みを助産師さんに打ち明けるうちに、どんどん元気を取り戻すことができました。



さあこの日、子育てで困っていた私を救ってくれたのは誰でしょうか?

言うまでもなく、助産師さんです。

心の専門家である心理士さんではなく、助産師さんが私の気持ちを軽くしてくれました。

もちろん助産師さんもたくさんの親子に接してきているからこそ寄り添える部分はあったのでしょう。

でも、心理士さんのほうこそ、親子の相談にのるのが本業ではなかったの?

困って相談に来る親たちの気持ちをサポートしたり、他の専門機関を紹介したりして、穏やかな子育てライフを応援することが、虐待防止にもつながっていく、そんな大切な立場のはずでは?

それなのに、ずいぶんグサグサと心に刃を突き立てられたなあ。

もちろん、すべての心理士さんを否定しているわけではありません。

いま通っている療育センターの担当の心理士さんは、穏やかで冷静で親しみやすくて、とても素敵な方です。

別の病院で、発達検査でお世話になった心理士さんも明るく親切で優しい方でしたし、

なんなら我が家のお向かいに住んでらっしゃるおばちゃまが心理士さんなのですが、人と話すときの言葉のチョイスが常に完璧でお顔はにこやか、よほど徳を積んでらっしゃるんだろうなぁと憧れてしまう存在です。

今回の心理士さんとの面談で、当たり前のことですが、心理士さんにもいろんな方がいるものだなぁと思いました。

でも、その直後に助産師さんにとても元気づけられて、自分と合う人に相談することができれば、こんなにも心の支えになってもらえるのか!とも感じました。

それからの私は、療育センターや、かかりつけの小児科の看護相談、発達障害に詳しい個人開業の心理士さんの相談室やスクールカウンセラーさんなど、たくさんの専門家にどんどん頼っていくことになりました。

☟ 困りごとは一人で抱えられないタイプ

幸い、たくさんの優しい専門家の方々とめぐり合うことができたのですが、

それでも、市の子育て相談の心理士さんとの苦い記憶があるので、心に1つ決めていたことあります。

それは、
『相性の悪い専門家と出会ってもめげずに、さっさと次へいく』
です。

どこにだっていろんな人がいます。
人気のレストランでも自分の口には合わなかったということがある様に、
評判のよい人でも自分とはどうも合わない・・・ということもあります。
万人受けする物も人もないでしょう。

弱っているときにグサグサ刺してこられたら辛いですが、そんなときは心に耳栓して、心のなかでちょっと悪態ついて、とっとと逃げます。

あくまで ”相談先” なのだから、(この人と話していると傷つくなぁ💦)と感じたら、さっさと別の相談先を探すように割り切って考えています。

こうしていると、あまり心を乱されることはなく穏やかでいられました。あくまで私の場合はですが。

そうそう、あの赤ちゃん発言の面談から半年後、同じ心理士さんから『次回の面談いつにしましょうか~』とのお電話をいただきました。

電話の声では心理士さんご本人とはわからず、保健師さんが代理でお電話をくださったのかなと勘違いした私は、

『担当の心理士さんとふう太の相性があまり良くない様でしたので、面談の予約はけっこうです。』とはっきりお断りしました。

すると
『えっ・・・💦どのような点でそう感じられたんでしょうか・・・💦』
との反応が。

そこで初めて(わーお!これ、あの心理士さんご本人だったのか!!)と気づき、様々な記憶がよみがえり、またまた上手く話せなくなってしまった私は、

『えーと・・・えーと・・・あの・・・その・・・・・いいです・・・・・💦』

その後も何か言われましたが、ごにょごにょ言って電話を切りました。

まーた自分の気持ちをつたえられずに。
気が小さいだけですかねぇ😂

ちょっと悔しかったので、保健センターに改めて電話をして、半年前の面談で言われたことや、今回お断りした理由を受け付けの方にお話しして、心理士さんに伝えてもらうようにお願いしました。

後日、心理士さんから
『お力になれず残念です。また何かあったらどうぞ。』
みたいなお手紙をいただきました。

(ちがう!そうじゃな~い!)と強く感じましたが😭

私とその心理士さんとは、本当に通じ合わないんだなと思って諦めることにしたのでした(笑)


子育て相談に行く親たちは、相談に行った時点で限界ギリギリなんて人もたくさんいるかと思います。

どうか、そういう人たちがホッとできる場でありますように。
間違っても泣いて帰るなんてことのないようにと願います。

もしも傷ついたとしても、道を歩いていてガム踏んじゃったようなもんだと考えて、次いきましょう!

きっと力になってくれる人がいるはずです。絶対。

~shocking 心理士さん 《完》~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA