子どもが先生の愚痴を言ってきた!①

小学3年生の娘ぽよちゃんの担任の先生は、昨年からの持ち上がりで2年連続同じ先生です。

定年間近の女性の先生なのですが、明るく元気でいつも楽しく、ときにはピシッと締めるとこは締めたりして程よい厳しさもあります。
”優しいけどサバサバしたお母さん”みたいな、さすが大ベテラン!という感じの方です✨

先生の素敵エピソードをいくつかご紹介します!

先生の素敵エピソード☆

①日記帳をプレゼント

3年生の4月、先生はポケットマネーで子どもたちに日記帳をプレゼントしてくれました。

これには、深い理由がありまして、先生によると

この日記は文章の練習として宿題にするつもりはなく、楽しかったことでも、嫌だったことでも、悩みごとでも何を書いてもらってもいい。

私もコメントを書くので、子どもたちとの交換日記のようなコミュニケーションツールにしたり、子どもたちの様子をうかがい知る手がかりにしたい。

宿題としてガンガン活用するつもりはないので、ご家庭で買っていただいてページを余らせてしまっても申し訳ないですし、これは私から子どもたちへプレゼントさせていただきました。

とのことです。

子どもたちの心に寄り添おうとしてくださるその姿勢がとても嬉しくて感激しました✨

②宿題のまるつけは担任が☆その理由は……


2年生の頃は、基本的に算数ドリルの宿題は家庭でまるつけをしていたのですが、今年度からは家庭ではしなくてもいいことになりました。
(もちろん、宿題をみてあげるのは全然かまわないし、一緒に考えてあげるのもOK。)

その理由は、先生が宿題をチェックしていると、問題の出来・不出来だけでなく、他にもわかることがあるから。

たとえば、普段わりにきれいな字を書く子が雑に書いていたりすると、何か気持ちが荒れるようなことがあったのかな?と想像することができ、注意深く見守るきっかけになる。

また、その逆で普段雑な字を書く子が頑張って書いた字だなと思えば、たくさん褒めてあげられる、とのことです。

そんなに子どものことを考えてくれるなんて、本当にありがたいし、ファンになってしまいそうです😊

③困ったことは何でももってこーい!スタイル

ぽよちゃん、2年生の終わり頃に友人関係のちょっとしたトラブルがありました。

それまで仲のよかった子から逃げられたり、陰で『ぽよちゃん嫌い』と言われたり。

朝、通学路でその子を見つけたぽよちゃんが『おはよう!』と駆け寄ろうとしたところ、全力疾走で逃げられたり……😂

ぽよちゃんには嫌われる心当たりはなく、だんだん落ち込むようになってしまったので、先生に相談してみました。

その時はぽよちゃんがお友達に対して距離が近すぎることが多くあったそうで、相手の子の負担になってしまったのがトラブルの一因でした。

学校の先生はとにかく忙しい!というイメージが強く、最初は(ちょっとしたトラブルで相談してはご迷惑なんじゃ……)と躊躇していました。

でも、他用で学校へ行ったついでにちょこっと相談してみると、とても親身になって学校での様子など教えて下さり、

登下校中のことは見えないので、教えて下さると私もありがたいです。
こちらも気をつけておきますが、また何か困ったことがあったらいつでも言ってください。
すぐに対応しますので!


と言ってくださったんです。


もう安心感しかないです✨

子どもが先生の悪口を…!?


そんな素敵な先生なのですが、先日ぽよちゃんが

ぽよ
ぽよ

今日、先生にひどいこと言われた……

と言い出しました。

え!?あの先生に!?と思いましたが、そのまま詳しく話を聞いたところ

ぽよ
ぽよ

算数のときね、わからない問題が何個かあってね、
そしたら先生
『こんなんじゃ明日のテストは0点ですね』って言ったの。
ひどいでしょ?
悲しかった……💧


え~…?
あの先生がそんなこと言う?
子どもと親とでは態度を変えるのか…?
いやいやいや!
そんな先生じゃないと思う!
だって今まで本当によくしてくれたもんな。
まあ先生だって神様じゃないから、言い方が少し怖くなっちゃったのかな?
でも、あんた0点よはたしかにひどい…
何かの間違いじゃないの…?
ぽよちゃんと先生とのあいだに、何か行き違いがあるんじゃないだろか…?

ほげ子
ほげ子

本当に先生そう言ったの?

ぽよ
ぽよ

言った💧

ほげ子
ほげ子

あんた0点よって?

ぽよ
ぽよ

そうだよ、本当に言ったの。
先生こわい💧

ほげ子
ほげ子

そうか~
それは嫌だねえ…


せっかく悲しい気持ちを話してくれたぽよちゃんの言うことを頭ごなしに否定はできない、

けれど、なにか行き違いがありそうな気がするぞ?と感じた私はぽよちゃんに提案しました。

ほげ子
ほげ子

明日、先生に話してみたら?

『0点よって言われて、とっても悲しかったです』って。

もしかしたら、先生そんなつもりじゃなかったかもしれないよ。

ぽよ
ぽよ

え~…

ほげ子
ほげ子

ぽよちゃんが悲しんでるのがわかったら、先生『そうじゃなくて、こういうふうに言ったんだよ』って教えてくれるかもしれない。

先生ときどき厳しいけど、いつもぽよちゃんのこと気持ちのいい子だねって褒めてくれてるんだよ。

もしかしたら、先生『0点よ!』なんて言ったつもりじゃなかったかもしれないよ。

言い間違いとか聞き間違いとかって、よくあるじゃん?

ぽよ
ぽよ

でも…怖いもん…💧


てなわけで、自分では言えないというぽよちゃんの代わりに、お迎えがてら、私が先生に話してみることになりました。

次の日、登校時は不安そうな顔をしていたものの、下校時刻に昇降口まで迎えに行くと、先生に見送られながら、お友達と笑顔いっぱいで出てきたぽよちゃん。

(なんだ、大丈夫そうじゃん♪)と思っていると、ぽよちゃんが『お母さん!あれ、やっぱいいや!』と明るく言い放ちました😄


なんのこっちゃ?というお顔の先生に
『いや、実はですねぇ😅』と経緯を説明すると、

ほげ子
ほげ子

あらーっ!!
いやいやそれはっ!
昨日ね、テスト前日だったもので、問題演習をしていたんですよ。
それで、わからないところは質問しにおいでって子どもたちに言ってたんです。

ぽよちゃん、この単元あまり得意じゃないのわかってましたし、問題解いてる姿からも、つまづいてるのがまるわかりなんですけど、何度質問においでって言っても絶っっっっ対こないんです😅

それで私が
『質問においで、わからないとこほったらかしにしてテスト0点になっちゃったら嫌でしょ?』って言ったんです。

それですね😅



それですな!



もーやっぱりね!
そんなこったろうと思ったんです!

先生、一瞬でも疑ってごめんなさい🙏💦


結局ぽよちゃんの大いなる勘違いだったのですが、先生は

『決してあんた0点よっ!なんて言ったつもりはなかったんですが、悲しい気持ちにさせてしまってすみませんでした🙏』と謝ってくださいました。

先生なんっにも悪くないのに💦


(つづく)

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