幼少期はパー子なみのピンク星人
先日スクールカウンセラーさんとこんな話をしました。
ぽよちゃん、最近赤いカチューシャつけてますよね♪
あれ、ぽよちゃん自身が選んだんですか?
そうです😊
最近のお気に入りみたいですね♪
そうなんだ~!
なんか、ぽよちゃんは服も髪も自分でこだわって好きなもの身につけてる感じがすごくします♡
あー、3才くらいからお洋服にこだわりが出てきたんだったかなぁ。
小さい頃はピンクが大好きで、頭からつま先まで様々なピンクをまとったピンク星人みたいになってましたね😆
しかもパッションピンクみたいな派手なやつが好きなの😂
わかる~!!😆
子どもの服 誰が決めてる?
ふう太は着るものにあまりこだわりがありません。
お気に入りの服はあるけれど、コーディネートを考えたりはほぼしないし、服を買いに行くのが面倒で、通販なら選ぶけど…という感じです。
一方ぽよちゃんは、毎晩明日は何を着て学校に行こうかな?このTシャツ着たいんだけど、スカートは何色がいいかな?と、あれこれ合わせてみたり。
寒い日にアウターのファスナーを全開にして出かけようとするので指摘すると
『中のこの色を見せたいのっ!!』
と言い返してきて、こだわりのコーディネートで満足気に出て行きます😅
思えば幼稚園の頃から、髪型も
などなど、自分なりの美を追究してました。
へんてこりんな格好をしていることもありますが、私としてはTPOさえわきまえてくれれば、どんな格好でもかまいません。
そして、我が家の日常では、子どもがTPOをわきまえる必要がある場面なんて滅多にありません。
ですので、もう好きにして😋
子どもの服装にあまり口を出したくないのは、私の母の影響があるのかな…と思っています。
私が子どもの頃、着る服は母が決めていました。
毎朝、リビングにあるタンスから私と姉、2人分の服を母が出します。
私たち姉妹は、それを当たり前のように黙って着る。
そういうものだと思っていました。
でも、まだ低学年だったあるとき、お友達の家に遊びに行ったら、その子の部屋にタンスがあって、
『ちょっと寒いからこれ着よう☆』
なんて言って可愛らしいカーディガンか何か羽織ったんです。
それを見た私はとても驚きました。
友達はキョトン顔。
そりゃそうですよね。
肌寒いからカーディガンを出して羽織った、それだけのことで何驚いてんだ??でしょう。
好きな服を着られる友達がうらやましくなった私は、家に帰るとさっそく母に言いました。
おかーさん!
〇〇ちゃんは自分の部屋にタンスがあってね、毎日自分で服選んでるんだって!
私もそうしたい!
しかし、母の許可はおりず。
結局、小学校を卒業するまで毎日マザーズチョイスの服を着続けたのでした。
なんでかなぁ…?
好きな髪型にしたいのに…
髪型についても似たような話があってですね、
幼稚園のころ、わりに少女趣味だった私は、カチューシャをつけて登園したかったんです。
当時1つだけ持っていた、おもちゃみたいなプラスチック製の赤いカチューシャ。
黄色やオレンジの星型のビーズがついてたっけな。
でも、それをつけて登園することは母から禁じられていました。
どうしてもつけて行きたくて、こっそり幼稚園バッグにしのばせて、朝母と別れてからつけたことが1度だけありましたが、
すぐにバレました。
他の保護者から
『昨日ほげちゃんカチューシャつけてたわね♪』
とか言われたみたいで。
怒られたりはしなかった気がするけれど、何か言われた記憶はうっすらあります。
他にも、
三つ編みにしたいと言っても断られ、
2つ結びにしてほしいと言っても断られ…
お母さん、なんで??
今思うとすごく不思議です。
母は毎朝わたしの髪をポニーテールに結いあげました。
仕上げには日替わりで様々な色のリボンを結んでくれました。
髪を切られたトラウマ…?
5才くらいまではロングヘアー、その後あご下くらいのボブを経て、
8才くらいの頃だったか、母が私と姉にショートヘアーを推してきました。
私は断固拒否しました。
だって、まだお姫様が好きなお年頃だったんですもん。
頭のなかではひらひらのフリルのついたドレスを着て、金髪の巻き髪をふわふわ揺らしながら踊っているのに、髪の毛を短くするなんて絶対嫌でした。
でも、結局は私の拒絶むなしく、大切な髪の毛は母の手でバッサリ切られてしまいました。
(母はとても器用な人で、料理裁縫なんでもござれ、家族の髪だっていつも母が切っていました。)
別に高圧的にやられて切られたわけではありません。
そう言って私をなだめすかしながら、でも半ば強引に椅子に座らせ、シャキシャキちょきちょきと…
そのあいだ、私は恨み言みたいなのをぶつぶつ呟きながら、ずっと仏頂面でしたね😂
できあがって鏡を見ても、素敵だとは思えませんでした。
子ども時代、ショートヘアーにしていたのはせいぜい2~3年くらいの間ことです。
その後はまたポニーテールにしたり、中学くらいからは自分で好きにヘアアレンジをするようになりました。
それなのに、無理やり切られた!!感が、その後ずーーーーーーーっと残ったのです。
自分の気に入っていない服装をさせられた感も、けっこう長く残りました。
可愛いスカートを履きたいのに、コーデュロイの紺色のズボンを履かされたことは強く残っています。
その反動なのか何なのか、ズボンを受けつけなくなった時期もあったっけ…
(今ではパンツスタイルも好きですが。)
服装・髪型の自由は人格形成に影響するのかな?
誤解のないように書いておきますが、
服装や髪型のあれこれについて、母のことを恨んだりはしていませんし、母との関係はとても良いです。
ただ私、記憶があまりこぼれていかないというか、忘れにくいタイプなんです。
母は愛情深くて、まじめで、一生懸命で。
おまけにお茶目なところもある人です。
でも、少し過保護で、過干渉なところもあったかなとは思います。
きちんとした人なので、娘にも ”ちゃんとした格好” をしてほしかったんでしょう。
子ども時代は楽しかったです。
自由だってたくさんありました。
ですから、抑圧されていたとは思いませんが、母に言っても無理そうなことは主張しない、諦めてしまった部分もあった気がします。
高校生くらいになると、母からは
などと言われることが多くなりました。
ですが、こんなこと母が聞いたら悲しむでしょうが、否定されたり受け入れてもらえなかったりするし、面倒くさいから話したくないという気持ちがあったんですね。
波風立てたくない事なかれ主義、とも言えるし、平和主義とも言える。
チャレンジ精神が希薄で情けないとか、気が弱いとも言えますね😅
それが私です。
弱虫かもしれないけど、まぁ世の中いろんなタイプの人がいるんだからいいじゃんか、と思ってみたりして。
服装や髪型の決定権を子どもに託して認めてあげるのは、意外と子どもの自信やたくましさに繋がっていくんじゃないだろか…
だって自分のこだわりコーディネートと髪型でキメて出かけるぽよちゃんの、あの嬉しそうな様子といったら☆
子どもも自分なりのファッションを楽しんでほしい
私は母のことが好きです。
感謝してもしきれないくらい、たくさんのことをしてもらいました。
自分自身が親になって、料理上手できれい好き・家事の手際が良く真面目に主婦をしていた母はすごかったんだなと、つくづく実感しています。
今は、母と関係が良いからこそ、
なんて、たまにふざけてネチネチ言ってみたりはします。
そんな経験からなのかな、我が子には好きなファッションを楽しんでほしいんです。
自分の好きなものを身にまとうって、明るい気持ちになりますもんね。
ま、私自身はファッション語れるほどお洒落でもなければアンテナも低めですが😅
ぽよちゃんも、今のうちから好きな格好して試行錯誤したほうが、センスが磨かれそうな気はします✨
ふう太は……清潔感だけは忘れないでねってとこでしょうか😂
そうそう、冒頭のカウンセラーさんとの会話には続きがあってですね、
ちっちゃい子ってパステルピンクとかじゃないんですよね!
そうなんです!
ほんと、目がチカチカしそうな組み合わせだったりして😂
あれってね、派手じゃないとよく見えないからなんですよ
見えない??
子どもの視力ってね、けっこう発達に時間がかかって、5~6才くらいまでは派手な色のほうが認識しやすいんです☆
知らなかった!!
赤ちゃんは見えてないっていうのは聞いたことあるけど…
親としてはくすみカラーとか、せめてもう少し淡い色のほうがお洒落なのに~と思ったりしますけどね😆
でもそんなの見えないから😂
見えない色着てもつまんないですもんね😆
じゃあ派手派手ピンク星人は理にかなってたんだ…✨
そういうことです😆
ってわけだそうなので、
奇抜ファッションの子ども達に幸あれ!!